ネットのニュース記事で「府立高校の現役の教師が、長時間労働により適応障害で損害賠償の訴え」という報道がなされました。
 動画が添えられ、実名で顔も公表していますから、「かなりの覚悟」あっての訴えで」あることは言うまでもありません。
 おそらくは、現在の教師の労働環境についての風潮が、後押しになったと想像できますが、それでも勇気ある行動だと思います。

 問題は、このニュースを世間一般の方々が見て「どのように評価するか?」ということではないでしょうか?教員やそのOBは評価しても、絶対的少数です。
 子供の保護者にあたる多くの人々がどのように、今回の訴えを捉えるか?・・・これが今後の大きな課題になってくるような気がします。

 今回のこの先生の訴えが、「勝ち負け」以上に、大きな波紋となるかどうか?
 これは時間をかけて見守るしかありませんね。